12月16日、スモールコンセッションプラットフォームが設立された記念に、秋葉原コンベンションホールにてスモールコンセッションプラットフォーム設立記念シンポジウムが開催されました。
国土交通省が、官民が連携して遊休公的施設の活用を図る「スモールコンセッション」を推進しています。
当機構は、スモールコンセッションプラットフォームの会員となり、シンポジウムに参加いたしました。
スモールコンセッションの概要は、下記のとおりです。
スモールコンセッションとは小規模な官民連携(PPP/PFI)手法の一つです。
従来の大規模なコンセッション事業に比べて、より柔軟かつ簡略な手続きで、地方自治体が所有する遊休不動産やインフラを活用する取り組みです。
◆スモールコンセッションの特徴◆
1. 手続きの簡素化・短期間
大規模なコンセッションに比べ、事業計画や契約手続きが簡略化されており、地方自治体の参入ハードルが低い。
2. 遊休不動産の利活用
空き家や未使用の公共施設を対象とし、地域課題の解決や価値向上に繋げます。
例えば、観光施設、イベントスペース、ビジネス拠点として再活用する事例が見られます。
3. 地域経済の活性化
民間企業のアイディアや資金、ノウハウを活用することで、地域に新たなビジネスや雇用が生まれる可能性があります。
4. エリア価値の向上
地域資源を活かすことで、景観整備や地域の魅力向上が期待されます。
背景
- 地方自治体の財政難や職員不足
- 人口減少や空き家の増加
- 遊休資産を有効活用し、地域社会の課題を解決したいニーズ。
具体例としては、廃校をグランピング施設に転用したり、空き家を地域活動拠点として再活用するケースが挙げられます。
詳細は国土交通省のHPをご参照ください。
参考(国土交通省HPより)
Comentarios